大吉さん
だいきちさん
元小学校の先生。
奥さんを数年前に
亡くしてしまい、
今はタマと二人ぐらし。
タマ
6歳と7ヶ月の
オスねこ。
小さな島でくらす、大吉さんとねこのタマ。
ふたりは、今日も一緒に散歩にでかけます。
そう、ここは、じーちゃんとばーちゃんと猫の町。
大吉さんの奥さんの「よしえさん」は、
数年前に、病気で亡くなってしまいました。
だれよりも、タマのことを好きだったよしえさん。
彼女がいないのは、大吉さんもタマもさみしいけれど、
だからこそ、お互いたいせつな相棒です。
春には満開の桜をながめ、
夏はみんなでクリームソーダ。
おいしいご飯たっぷりの秋に、
コタツであったまる冬。
島にめぐるうつくしい四季は、とても愛しくて豊かな時間。
でも、ある日、昔からの友だちの一人が、
体調をくずしてしまいます。
それを見た大吉さんは、
自分とタマに突然のお別れが来てしまわないか、
ちょっぴり心配になって…。