イタリアには「決して閉めてはならない」と言われている窓がある。
もし閉めてしまったら、本棚から本が落ちたり、
カベの絵が勝手に落ちてきたり。
ポルターガイスト現象が起こるのだ。
この怪奇現象は、400年前に起こった悲劇が始まりだった…。

むかしむかし、
愛する恋人との結婚を反対された娘・ヴェレーナは、
絶望して、
恋人からもらった指輪をはめたまま川に身を投げた。
「いつか指輪を返しに行きます」と書き残して。
それから、55年の月日が流れた。
嵐の夜、すっかり年をとって、おじいさんになった
恋人のもとへ現れたのは…?

見知らぬ番号から、電話がかかってきた。
表示された番号は、なぜか、赤い色。
「…もしもし?」
彼は、電話に出てしまった。
このあと、恐ろしいことが起こるとも知らずに…。


世界中の怖い話を、 レベルごとにご用意。……あなたは、どこまで読める?
世界ノ怖イ話 背筋も凍る、悪夢の物語

- 発売日 :
- サイズ : 新書判
- ISBN : 9784046319975
- 定価 : 748円(本体680円+税)
見知らぬ番号から、電話がかかってきた。表示された番号は、なぜか、赤い色。
「…もしもし?」
彼は、電話に出てしまった。このあと、恐ろしいことが起こるとも知らずに…。
(「恐怖の電話番号」より)
幽霊だらけのホテル、怪奇現象の起こる城など、世界中の怖い話を、初級、中級、上級、最恐まで、レベルごとにご用意。
ページをめくれば、どんどん怖くなる。…あなたは、どこまで読める?