つばさ講座

つばさ講座スペシャル企画その4 第3弾「学校の怪異談 真堂レイはだませない」星奈さきさんが質問にこたえてくれたよ!

作家になろうと思ったきっかけはありますか?
「学校の怪異談」を書くうえで、こだわったところは? ナドナド!

第10回角川つばさ文庫小説賞特別賞を受賞してデビューの新星☆
『学校の怪異談 真堂レイはだませない』の作者:星奈さきさんが
質問にこたえてくれたよ!



作家になろうと思ったきっかけはありますか?

こたえ

 きっかけはないんです。もしくは忘れてしまいました。いつの間にか、子どものときから、作家になりたいという気持ちをもっていました。そんな中、ある日ふと、「よーし、書いてみよう」と思ったんです。「よーし」となるまでに、すこし時間がかかりました。


「学校の怪異談」を書くうえで、こだわったところがあったら教えて下さい

こたえ

 レイ先輩の性格のバランスでしょうか。レイ先輩がやさしいだけの人になりすぎないように、かといって、奇妙な人になりすぎないように。もしかしたら先輩は、とてもやさしくて、それと同時に、とても奇妙な人なのかもしれません。


「学校の怪異談」の中で、一番自分に似ていると思うキャラクターは誰ですか?

こたえ

 だれかひとりと似ているってことはないかもです。柊(しゅう)のネガティブなところ、レイ先輩のマイペースなところ、水橋(みずはし)さんのお調子者なところ、小山内(おさない)さんのクールなところ、富士築(ふじつき)先生のドジなところ、小日向(こひなた)さんのせっかちなところを足して÷6をすると、わたしの性格になるかもしれません。ならないかもしれません。


なかなかお話が書けない時、どうしてますか?

こたえ

 軽い運動をしたり、メモ帳を見返したり、なんでもいいからとりあえず文章を書いてみたり、「わ~なんとかなれ~~」って言いながら(思いながら)床をゴロゴロ転げまわったり、そんなことをしています。


もし、星奈さんが「学校の怪異談」に登場するとしたら、どんな人物になりたいですか?

こたえ

 物語にあまり関わりたくはないですね。「あら~この子、体の線は細いのに食べっぷりがいいわね~」と感心する、レイ先輩の行きつけの定食屋の店員さんとか、もしくは、柊と遊びたくてワンワンほえるけど、それが柊をビビらせてしまう近所のノラ犬(人物じゃないですね)とかがいいです。


最近はまっていること・ものを教えてください

こたえ

 ピーナッツチョコにはまっています。そればっかり買っています。もともと柿ピーも好きで、よく大量に買っていたので、コンビニの店員さんに『ピーナッツの人』ってアダ名付けられてると思います。


星奈さんは小学生のころ、どんな子でしたか?

こたえ

 ものすごく字が汚い子でした。「ふざけてる?」とか「利き手とはちがう手で書いた?」とか「あなたのエンピツ10キロぐらいあるの?」とか「読めなさすぎて、逆に書道家が書いた立派な作品っぽく見える」とか言われ放題でした。ちなみに、いまも汚いです。


子どものころの夢はなんでしたか?

こたえ

 小学生のときの文集を見返したら、将来の目標に『街の賢人(けんじん)』と書いてありました。オランウータンの別名が『森の賢人』なので、たぶんそれに影響されたんだと思います。なんでよりによってオランウータンに影響されたのかはわかりません。


小学生の時にお気に入りだった本はなにかありますか?

こたえ

 『ルドルフとイッパイアッテナ』です。ドキドキと、ワクワクと、ユーモアと、読みやすさと、友情と、キャラの成長と……いま読んでも最高です。これからも最高だと思います。赤が目立つ表紙もカッコいい!



読者の方にメッセージ

こんにちは、星奈さきです! 『学校の怪異談 真堂レイはだませない』には、怪異が視えないけど怪異が好きなマイペース美少年が出てきます。怪異が視えるけど怪異が苦手なネガティブ少女も出てきます。よろしくお願いします!
読んでくれた方は、ほんと~~~に、ありがとうございます!

※怪異(かいい)=現実にはありえないようなフシギなこと、怪しいこと。もしくは妖怪、化物、幽霊そのもののことだよ。





次回1月のつばさ講座は…

1月にそれぞれ最新刊が発売予定の
「トップ・シークレット」
「ふたごチャレンジ!」から


あんのまるさん 七都にいさん