食べもの、着るもの、暮らす場所。家族、友だち、学校生活。
もし、ある日とつぜん、すべてなくしてしまったら?
もし明日、これまでの「あたりまえ」の毎日がなくなったら、
一体、どうしたらいいのかな?
この本には、小学5年生のふたご・ダイキとミサキが、
災害についての授業をきっかけに、いろんな人に
「どうなる?」「どうした?」をきいた話がのっています。
二人が授業でならったとても大きな地震、
東日本大震災は、多くの人の「あたりまえ」の毎日を、
一気にうばっていった災害でした。
その瞬間、一体どんなことが起こったんだろう?
そのあと、日常はどう変わってしまったんだろう?
あなたの世界も、ある日とつぜん、大きく変わってしまう―かもしれない。
そんなとき、どう向きあったらいいのかな?
さあ、ダイキ・ミサキといっしょに、
あなたも話をきいて、ちょっと考えてみませんか。
ダイキ
小5。双子の弟。
すこしこわがりでゲーム好き。
ミサキ
小5。双子の姉。
しっかりものだけどすこし内気。
キキ
ダイキとミサキの
くまのぬいぐるみ。
世界がとつぜん変わってしまうような出来事に、 どう向きあったらいい?
世界はとつぜん変わってしまう? もし、「あたりまえ」の毎日が、ある日とつぜんうしなわれたら?をかんがえる本。
食べもの、いつも着てる服、お気に入りのかばん。家、かぞく、友だち。学校生活に、行事に部活。
もし、ある日とつぜん、ぜんぶなくなってしまったら……そう、考えたことはありますか?
2011年3月11日。ここ・日本で起きたとても大きな地震、東日本大震災は、多くの人の「あたりまえ」をうばっていった災害でした。
世界がとつぜん変わってしまうような出来事に、どう向きあったらいいのでしょう? 小学生のダイキ・ミサキといっしょに話をきいて、考えてみましょう。