＼深海ゆずはさんインタビュー／「新こちらパーティー編集部っ！」発売記念！

発売前から超話題！！！

角川つばさBOOKSより本日・2月13日発売の
「新こちらパーティー編集部っ！　ひよっこ編集長ふたたび！」
の発売を記念して…

＼作者の深海ゆずはさんに、インタビューに答えていただきました！／

「新こちらパーティー編集部っ！」が１００倍楽しくなる！
来週は第二弾を更新予定！　楽しみにまっていてね☆

深海ゆずはさんインタビュー！！

――本日はよろしくお願いします！

深海ゆずはさん：
よろしくお願いします！

――さっそく、１つ目の質問から……
今回、「新こちらパーティー編集部っ！」を書くにあたって感じたことや、
「こちパっ！」と違った点、意識した点はありましたか？

深海ゆずはさん：
久しぶりにゆの達と読者さんに会う事ができて、すっごく楽しかったです！
なつかしくてあの頃と変わらないけれど、それでも、中学生のゆのたちをえがいた「こちらパーティー編集部」と一番ちがった点は、ゆのも読者様も少し大人になっている事でした。
大学生になったゆのは、マトモすぎるとゆのじゃなくなるけれど、あまりに破天荒すぎるエピソードを連発すると、読者様に「ヤバい人」って引かれちゃう！という感じで。

――つばさ文庫で完結したあと、ゆのはどんな風に成長したか、プロットの時から、色々お話しましたね。

深海ゆずはさん：
そうなんです。塩梅が難しかったですが、担当様に「ゆのはこのくらい大丈夫！」と言ってもらい、安心して執筆できました！

――それでは２つ目の質問…
改めて、深海さんにとって「こちパ！」はどんなシリーズですか？

深海ゆずはさん：
作家になる前、もともと私は雑誌や本の編集者をしていたんです。
そのとき、読者さんに『編集』という仕事がどんな仕事なのか、説明するのって難しいなと思って。
いそがしかったり、大変だったり、それこそ「ギャー！（白目＆失神）」っていうことがたくさんあるけど、本当に本当に本当に面白い仕事だよ！　というのをみんなに伝えたくて書いたシリーズです。
ゆのの失敗エピソードなどは、リアルに私がやらかしたものもけっこうあります。（笑）

――ゆのがいつも「大変だけど最高に面白い！」って言ってますもんね。
――ちなみに、本の中で出てきている失敗は何があったんですか？？

雑誌作りの後半で、「げ。このページ作ってない！！！」は実際にありました。

――「こちらパーティー編集部っ！①」を思い出しますね……
――「新こちパっ！」を作るときに、ゆのが挫折したきっかけの失敗談は何にしよう…？と話しあったときに出てきたエピソードも、もしかして…？

そうです！　「新こちパっ！」で出てくるゆのが挫折したきっかけは「電話番号を間違ってのせてしまった」なのですが、
これは私が、はじめて辞書を作ったとき、『間違った地図をのせてしまった』体験がもとになっています。
地図って、埋め立てや、新しい道路ができたりして、どんどん変わっていくんですよね。だから、少しでも古い地図は『間違い』になっちゃう。
最終チェック中に気づいて、おおあわてで最新の地図に差し替えました。
気づけたからよかったですけど、もし気づかなかったら、ゆのと同じく挫折してたかも……。

――「こちパっ！」シリーズには、深海さんの実体験もたくさん盛り込まれているんですね。
――編集者時代のお話、まだまだ聞き足りないところなんですが……
　　「こちパっ！」の登場人物たちについても聞かせてください！

深海ゆずはさん：
私の好きなタイプの推し男子’sやお友達になりたい推し女子’sが、この作品で生まれました！

――深海さんの推しって、だれなんですか？

男子でいうと、最初は宝井編集長→王子→エンマ→西園寺会長→トウマ先輩→灰塚先輩…最後は全員…といいつトウマ先輩やや優勢だったかも…と、その時その時によって推しが変わりました。
シリーズの後半で、つい王子をイジリすぎてしまったので（愛のムチ!?）、ここで謝っておきます。
ごめんね、王子！……と言いつつ、「新こちパっ！」でも改善されていなかったも。ゴメン！

――「こちパっ！」には、深海さんの想いがたくさんこめられているんですね。

「こちパっ！」は、甘い・しょっぱいの両方をふくめた、私の好きなものの詰め合わせセットです。
そして、読者として『本』が大好きな気持ちと、編集者として『本づくり』が大好きな気持ちがつまっています。

よく、デビュー作にはその作家のすべてが詰まっているといいますが、本当にその通りだなと。
「こちパっ！」には、私の核の部分がすべて詰まっているのかなと思います。

――もっともっといろいろお伺いしたいところですが……、
３つ目の質問に行ってみましょう！
「新こちらパーティー編集部っ！」では、大学生になったゆのたちが大活躍しますが、ほかにも書いてみたいエピソードはありますか？？

深海ゆずはさん：
ゆのたちの日常の何気ないエピソードみたいなのを書きたいです！

――読者のみなさんからいただいた質問に、
「大学生になったゆのたちは、どんなアルバイトをしていますか？」というのもありましたね。

深海ゆずはさん：
はい、アルバイトの話も書いてみたいです。夏休みか冬休みに、みんなでリゾートに行ったりして、合宿みたいにアルバイトするのも良いかも！

――それは、絶対面白いですね…！
アルバイトの質問については、2月18日公開予定のインタビュー第２回で深海さんに話していただくので、おたのしみに！

ほかにも、大学生になったゆのたちのエピソードは、
「新こちパっ！」のコラムでもたくさん書いていただいているので、ぜひ単行本を手にとって確かめてくださいね！

――第１回インタビューの最後に…
2月13日（本日）が「新こちらパーティー編集部っ！」ということで、
読者のみなさんにメッセージをいただけますか？？

「あなた」のおかげで１０周年を迎える事ができました。
本当にありがとうございます!!
「こちパっ！」の完結から時間が経ってしまっているし、今さら読んでくれる人なんていないじゃと不安ですが、たくさんの温かいコメントを頂き、「書いて良かった！」と心から幸せな気持ちでいっぱいになりました！
本当に私もゆの達も幸せ者です。全員で感謝の土下座です！

『新こちらパーティー編集部っ！』を読み終わった後も、
面白い本はたくさんあるので、ぜひいろんな本のお友達になってください！　
そして本との出会いによって「あなた」の世界が１ミリでも広がると嬉しいです。

さらに！！　新作も絶賛仕込み中ですので、よければそちらもヨロシクお願い致します！
今この記事を読んでくれて本当にありがとう。大大大大大好きです！　LOVE！！！！

――発売を記念した、うれしいお知らせもいっぱいなんですよね。

あ！　そうそう、なななななんと！　5月に、みなさんと直接お会いできるスペシャルなイベントがあるみたいです！
「げ。４人位しか集まらないのでは…」とブルブルしていたのですが、我らが榎木先生も来てくださることになりました！！
イベントが決定したとお話をきいたとき、本当にうれしくって…！！！！！　
はやく「あなた」にお会いしたいです！！！（大興奮）

――イベントではみなさんに楽しんでいただけるように色々企画中ですね。

はい、今担当のＤさんと色々企画を練っています。
ぜひ「あなた」にお会いできればと思いますので、本の世界とリアルの世界、どちらもヨロシクお願い致します！