ゆの「まつりさんっ、お久しぶりーーっ！」
まつり「ゆのさんっ、お久しぶりです…って、お姉さんになってません！？」
ゆの「そうなの。今日はしおりちゃんの魔術の力で夢の中に会いに来たよ」
まつり「お姉さんバージョンの銀野さんとカレンさん…。会いたすぎますっ。
ゆのさんはもう退場して良いので、チェンジできませんか！？」
ゆの「ちょっ！　仮にも入れ替わった事もある仲のあたしに対してヒドクない！？
まつり「ああ…水着で来て頂けるなんて！　でも、私、そのまま二度と起きれなくなりますよ！？」
ゆの「水着！？　まつりさん、どんな妄想してるのか聞くのが怖い。それより大変な事になってるんだって！？」
まつり「お恥ずかしながら普段から大変なので、どの事か」
ゆの「学校の事だよ！　あたし、もっと連絡して話を聞いていればよかった」
まつり「ゆのさん心配してくださるんですか。なんて優しい……実は女神ですか!?」
ゆの「いやいや、そんなんじゃないよ。このスクープを最初から取り上げられたのに」
まつり「……ゆのさんに話さなくて大正解でした」
ゆの「わーっ、ごめん！　冗談だから！」
まつり「冗談とは？　どのくらいの割合ですか？」
ゆの「うっ……冗談は２割くらい」
まつり「ひっ。思ったよりも多かったです！　私たちの身におこった事はぜひ、『スイッチ！⑮』をチェックしてみてくださいね」
ゆの「まつりちゃん、さりげなく宣伝ぶっこんでない！？」
まつり「『パーティー』を復刊したゆのさんならば、宣伝の大切さをよぉーくご存知では」
ゆの「ははっ。失礼しましたああああ！（土下座）　宣伝、めちゃ大事ですーっ！！！」
ゆの＆まつり「最終巻『スイッチ！⑮』、単行本『新こちらパーティー編集部っ！』どちらもよろしくお願いします！」

【あらすじ】
あたし、白石ゆの！　
編集者を目指すきっかけになった伝説の雑誌『パーティー』が
角丸書店で復活するらしい？！
その第１号の編集長に採用されたんだけど（！？）、
超個性的な編集部メンバーと目玉企画を考えたのに、
「この企画では永遠に復刊はナシ」って、いきなりお先真っ暗？！
さらには、個性的なメンバーをまとめてくれる幼馴染の『王子』
との恋にも波乱が起こりそうな気配？！
『パーティー』の復活、一体どうなっちゃうのーーー！？

角川つばさ文庫の伝説級シリーズが
ウルトラパワーアップして帰ってきた！
出版社でもドタバタ大活躍(？)の予感です☆

私、日々野まつり。
四ツ葉学園のマネージメント科に通う中学１年生です！
なんとこの度……新しく校長先生になったリンリンちゃんによって、
学園が乗っ取られてしまいました！！！（ギャー
学園を取り戻すため必要なのは、３億円！？
なんとか文化祭で稼ごうと思ったのですが、
私についている芸能の神の力が弱まっているらしく……
つまりお先真っ暗ってことじゃないですかーーーー！！！涙

さらには和月さんとの結婚式が始まる直前、ある人から電話がかかってきて……？
――「これ、駆け落ちだから」
って、私、和月さんを置いて飛び出してきてしまいました…！！！

最後までラブとトラブルの連続の最終巻、いよいよスタートです！