編集部より
NEW!
家族設定しょうかい♡

トクベツ短編!
カレン 「ゆのっ! いい加減に起きてこないと張り倒すわよ!」
エンマ 「うるせー、クソババア」
カレン 「アンタ今なんて言った⁉」
エンマ 「何度でも言うぜ? そよれよか、はやく姉貴の人形取り上げなくていいのか? 呪われるぜ?」
しおり 「(ニタリ)」
カレン 「ひー!(バタン)」
しおり 「冗談だったんですけど、お母さまはオーバーですね」
トウマ 「しおりお姉ちゃま、半分以上、本気だったくせにぃ」
しおり 「かわいい笑顔をうかべていても、この家で一番邪悪なのはトウマ君ですよね?」
トウマ 「否定はしないけど? それよりうちのお父様は?」
エンマ 「クロミツに朝ごはんをあげに行ったんじゃねぇか?」
しおり・トウマ 「……!(真顔)」
王子 「ゆの。いい加減、起きろ」
ゆの 「王子、ひさしぶりのデート楽しいね。もう食べられない…」
王子 「くそ。寝ぼけて設定忘れて…かわいすぎる…ぐはっ」
しおり 「お父様。もう一人のかわいい娘を忘れちゃダメですよ?(ブォン!)」
ゆの 「お姉ちゃん、今、辞書がパパにぶつかったよ⁉」
エンマ 「ぶつけたんだよ。な?」
しおり 「(ニタリ)」
トウマ 「パパぁ、僕とも遊ぼうよー。カワイイ息子アターック!」
王子 「がはっ! トウマおまえ」
エンマ 「いま武器持ってなかったか?」
しおり 「ちゅうちょなく人体の急所をねらう。…おそろい子です」
トウマ 「エーン、口と性格と目つきが悪いお兄ちゃまに怒られた。お姉ちゃま、なぐさめてぇ」
エンマ 「口が悪いのはどっちだ!」
ゆの 「よしよし、トウマこっちにおいで」
トウマ 「わーい!」
エンマ 「行かせるか!(怒)」
トウマ 「お兄ちゃんだってうらやましいくせにぃ」
しおり 「ではトウマ君のかわりに私が」
トウマ 「ずるい! お姉ちゃま!」
ゆの 「ケンカしないの。こうなったら皆で二度寝しちゃうか!」
しおり・エンマ・トウマ 「それいい(ですね・な・ね)」
王子 「いい加減、起きろー!(怒)」
《おしまい》