編集部より
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角川つばさ文庫のほか、数多くの作品を刊行された児童読物作家・山中恒(やまなか・ひさし)さんが、令和8年3月13日、94歳でお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
代表作『おれがあいつであいつがおれで』や『あばれはっちゃく』シリーズなど、
山中恒さんの作品は自由な発想とユーモアにあふれ、世代を超えて多くの子どもたちに親しまれてきました。
2016年、町田市民文学館で開催された「山中恒展」のときに、
角川つばさ文庫から作品を刊行することについて、山中さんは次のように語っています。
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「40年くらい前に書いた作品が、こうした形で息を吹き返したのはふしぎなことです。
KADOKAWAの編集者が読んで『おもしろいから生かそう』と言ってくれたのがきっかけでしたが、
いじらないと今の子にはわからないところも多かったので、今の子どもが喜ぶように作り変えました。
僕の作品はいわゆる『名作』ではないので、そうやって形を変えることに全く抵抗はありません。
いつでも、その時の読者のために書いているので。」(山中恒談)
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「子どもたちが喜ぶことを第一に」。
その信念のもとに書かれた山中さんの物語は、
これまでもこれからも、読む人に笑顔と元気を届け続けます。
時代が変わっても、おもしろさはずっとそのまま。
山中さんの作品を、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
山中恒さんの代表作!
『おれがあいつであいつがおれで』
作: 山中 恒 絵: 杉基 イクラ
★あらすじ★
お地蔵さまの前でぶつかった日から、中身が入れかわってしまった一夫と一美。
しかたなく、一夫は女子の、一美は男子の生活を始めたんだけど、これがもう大変!!
しかも一美のボーイフレンドが家にくることになって!?
そのほか、山中恒さんのおすすめ作品!
『ぼくがぼくであること』
『六年四組ズッコケ一家』
『この船、地獄行き』
『あばれはっちゃく ‐ワンぱく編‐』
『あばれはっちゃく ‐ツーかい編‐』
『ママは12歳』
『わたしの家はおばけ屋敷』