編集部からのお知らせ

つばさ文庫編集部でお手伝いしているくま【つばくま】が、
今月スタートの『サバイバー!!』をひとあし先に読んで、読書感想文をお届け!

【つばくまより】
こんにちは! つばくまだよ♪ つばさ文庫の絶対みのがせない新シリーズ、さいこうだったくま!



『サバイバー!!』を読んで つばくま

 
ある日、いきなり「子どもだけで」「無人島に」ほうりだされちゃたら……
――ど、どうしようくま?



この本は、ちょっと変わった小学校の、カコクすぎる授業のお話くま。
どんなふうに変わってるかっていうと……

じつは、「特命生還士(とくめいせいかんし)」――サバイバーってよばれるお仕事につくためのトクベツクラスがあるくまよ。

このクラス・S組にはいると、ふつうの授業のほかに、
なんと、カコクな訓練の授業があるくま!

おまけに、スペシャルな訓練があって……
ワクワク気分で遠足に向かっていたら、ねむらされて、バスごと無人島におきざりにされちゃうんだくま!!

スパルタすぎるいきのこり訓練に、つばくま、ドキドキのれんぞくだったくま。

2学期から、自分が通う小学校がこんなふうになってたら、どうしようなんだくま~~~!!!



そんな学校でサバイバーをめざすのは、この本の主人公・双葉マメくま。

災害やテロ、超キケンな現場で、人を救(たす)けるためにはたらく、生き残りのプロ。

あこがれの「ノドカ兄」をおいかけて、夢をかなえるためがんばるマメのことを、つばくま、とっても応えんしたくなったくまよ。



これはここだけのヒミツくまけど、つばくま、お話のはじめのほうで、さっそく泣いちゃったんだくま。

Sクラスで成績があまり良くなくて、
「一生懸命やってもトクイがないコは、夢をあきらめるしかない……のかな」
っておちこんだマメが、
「ノドカ兄も『マメなら、なんにだってなれる』って信じてくれた」
「まずは自分で自分を信じてみよう!」
って、フッカツするシーンがあってくまね。

がんばるマメのすがたに、なんだかすっごく勇気をもらって、読みおわったあと、元気がむくむくわいてきたんだくま!
ためし読みでよめる部分にあるシーンくまよ。
みんなにも、ぜひ読んでほしいって思ったくま!



この夏休み、つばくまもこんな風に、おともだちとハラハラドキドキの「冒険」してみたくなったくま~!