編集部からのお知らせ

怪盗レッド10周年

怪盗レッド10周年企画、お祝いイラスト募集中!





「怪盗レッド」が始まって10周年!
特設ページがもりあがってるから、みんな見に来てね。

最近読みはじめた子も、前から大好きだよっていう子も、
みんなで、アスカとケイ、そして「レッドの記録係」秋木真さんと
しゅーさんをお祝いしよう!

スペシャル企画、いろいろやってます!



紙に描いてる子はスマホで写真をとって送ってね




12月26日まで!投票は1人1回、キャラは3人までだよ★



そのほかにも、企画いろいろやってるから、スペシャルページを見にきてね!




待ってまーす!




秋木真×しゅー スペシャル対談「怪盗レッドができるまで」第4回





怪盗レッドの作者・秋木真さんと、イラストレーターのしゅーさんに、
「怪盗レッド」の舞台裏について、たっぷり話してもらった、スペシャル対談。
今回が最終回です。最後までゆっくり楽しんでくださいね!





「怪盗レッド THE FIRST(ザ・ファースト)」とは!?


いよいよ、この秋木さん×しゅーさん対談も、今回がラストになります。


ふだん、口下手なほうなので、ホッとしています(笑)。


それは、ぼくもです(笑)。


おつかれさまです! お2人とも、あとひとがんばり、お願いしますね。
さて、今回は、前回話題に出ていた「怪盗レッド ザ・ファースト」について、もう少しくわしく聞かせてください!


この本は、レッドシリーズでははじめての単行本として出ます。
つばさ文庫よりもうひと回り大きいサイズですね。
絵も大きく見られるので、しゅーさんのファンのみんなにも喜んでもらえるんじゃないかな。


「単行本」と「つばさ文庫」の、サイズの差はこれくらい!ちなみに、左側の本は、一部の図書館などにおかれている「愛蔵版 怪盗レッド」の1巻です。「ザ・ファースト」は違う表紙になるよ!


ページ数も、いつものつばさ文庫よりも多くて、読みごたえがありますよね。
なぜ大きいサイズにしたかということなんですけど…。


1つには、レッドシリーズも、スタートから10年がたつわけで、一番最初のころ読んでいたファンのみなさんが、高校生とか大学生、社会人になっている人もいるんですよね。
「10周年のお礼としての企画」と考えた時に、つばさ文庫のかたちで出すと、年上の読者は買いにくいと感じるかもしれないなっていうのと…。
あとは、現役の小・中学生のファンのみんなにも、ちょっとだけ背伸びした読書をしてもらいたいなっていう気持ちがあります。


本のカバーのデザインとかも、「つばさ文庫よりも、大人っぽくカッコよく、でもレッドらしく」と考えながら、準備していますよ。


内容も、アスカとケイのお話より、もう少し大人っぽい感じですよね?


そうですね、せっかく単行本で出すので、お話の中で起きる事件も、少しだけハードなものにしようと思っています。
あと、アスカとケイには、まったく恋愛っぽいふんいきがないんですけど、今回はアスカとケイそれぞれの両親の事件なので、恋する少年少女の気持ちの描写を割としっかり書いてます。


おおーーーー。


イラストも、ふだんより本のサイズが大きいし、1ページ全部を使った絵が多いので、つばさ文庫より、ふくざつな絵にもチャレンジするつもりです。
…現時点ではまだ手をつけてないんですけど(笑)、描くのが楽しみだな~。


私の一押しは、やっぱり翼くんかな。
アスカのお父さんの少年時代ですが、キャラクターデザインだけでも、すっっっごいイケメン!
圭一郎くんは、ケイくんソックリですw
大人になった今でも、翼と圭一郎は、同じ部屋に暮らしているほどのなかよし兄弟ですけど、中学生時代はどうだったのか?
ザ・ファーストの始めのシーンは、読んだ人は「えっ、そうだったの!」って驚くと思うので、期待していてください!


ザ・ファーストの3兄妹のキャラクタ-デザインを初公開! やっぱり、アスカやケイに似てる!?





お気に入りキャラクターはだれですか!?


ところで、「怪盗レッド」シリーズは、16巻もあるだけあって、かなりキャラクターがたくさん登場していますけど、秋木さんとしゅーさんのお気に入りのキャラクターはだれですか?


ぼくは、前にも言いましたけど、やっぱりマサキかなー。
マサキは年齢も高校生だから、自分の考える「かっこいい男子」をそのまま絵にできましたね。


マサキと桜子のコンビは、キャラ人気総選挙でも大人気!


ぼくは作者なので、どのキャラクターにも思い入れがあります。でも、やっぱりアスカとケイは別格かな…。
「好き」というのとは違うんですが、書いていておもしろいキャラクターは、有栖です。
あの子は、おかしなことを言いだしたり、予想できない行動をとったりするので、その場の雰囲気を変えっていうか、華を添えるっていうか。
有栖が登場すると、お話がグッと動いてくれるんですよね。


有栖のいるところ、かならずトラブルが起こる!?


読者のみんなに投票してもらっている、キャラクター人気総選挙も、いよいよ〆切間近なので、まだ投票してない子は、下のボタンからぜひ一票入れてくださいね!
12月26日いっぱいまでですよー!



秋木さんのお気に入りの有栖が、何位になるか、楽しみですね-。



好きなカバーイラストはどれ!?


このさいなので、16巻の中で、秋木さんとしゅーさんの、お気に入りの表紙についても教えてください!


ぼくは前にも言いましたけど、1巻。あと、7巻も気に入っています。7巻のさし絵のこれとかも、決して派手じゃないけど、見入ってしまうんですよね…。





7巻の表紙は、色合いがちょっと大人っぽいんですよね。
そういえばここにザ・ファーストに登場する3人の大人バージョンがそろってる!


ぼくはけっこう絵柄が変わってしまうほうなんで、すみません…。
こうしてみると、顔だけじゃなくて、塗り方とかもかなり違ってますよね。
いいのかな、こんなに変わってて(汗)。


どんなに絵柄が変わっても、ちゃんとアスカとケイに見えるというのはさすがだと思います!
ってこれフォローになってるかな(笑)。
いやでも、どの巻の2人もかわいいし、かっこいいですよ!


ちなみに、ぼくが印象に残っているのは11巻です。
ほかの巻の表紙は、わりと毎回、映画のポスターみたいなイメージで描くんですけど、この巻だけは、アスカの学校生活を切り取った絵になっていて…。
こういう日常的な絵も、またカラーで描いてみたいなと思います。



カバーではなく、お話として印象に残っているのは、宗田理先生の「ぼくら」シリーズとコラボさせてもらった、「ぼくら×怪盗レッド VRパークで危機一髪☆の巻」ですね。


もしかしたら、これを読んでいる読者でも、コラボ本だけは読んでないっていう子が多いかも?
アスカとケイが、バーチャルリアリティを使ったテーマパークに遊びに行って、ゲームをするっていうお話です。
実咲など、いつものなかよしメンバーといっしょに、ファンタジー世界でアクションをするんですよね!



VR(バーチャルリアリティ)というアイデアを出したのは、宗田先生だったんですけど、VR世界でなら、アスカとケイを背中合わせで戦わせられるなと思いついて。
これは絶対、おもしろい!と。
あと、いつものアクションとはまた違った、ファンタジーゲームのアクションをするので、そのあたりも書いていて面白かったところです。


本来は、ケイはアスカといっしょに戦ってはいても、いつもインカムごしですから、リアルに背中合わせで戦うってありえないですからね。


ゲームの中のキャラクターのアビリティ(能力)によるから、アスカが、いつものような動物なみの動きができなくて、とまどうっていうところも、おもしろかったです。
あとは、絵が!アスカたちがみんな、魔法使いや戦士などのファンタジーのコスチュームになってて。


いつものアスカたちが、魔法使いや剣士、弓使いになって、ファンタジー世界でゲームクリアをめざす!?


描くのが楽しかったですよ。またやってほしいくらい!


お話も書いていて、純粋に楽しかったです。
レッドの本編では、伏線を張ったり、それを回収したりとか、気を使うところもあるけれど、これはお祭り企画だったので、ぼく自身も遊ばせてもらった感じです。


作品の中で、「ぼくら」のキャラクターとすれ違ったのも新鮮ですしね。
コラボ本は、けっこう読者からのリクエストが多いので、またぜひ次の機会があればチャレンジしていただきたいです!


「ぼくら」シリーズの英治と、アスカたちがあいさつを!?




怪盗レッドの、未来はどっちだ!?


それでは最後に、とても重要な質問を。
――これから怪盗レッドは、どうなっていくかってことなんですけれども…???


ぼくも知りたいですねー。


そうですね……ネタバレしたくないのと…あと本当に、ぼく自身もこの先どうなっていくのかが見えていないところもあるんですけど……(笑)では、ちょっとだけ。
17巻で、ずっと謎のままだったことのいくつかが、あきらかになります。
そして、★★★★★が★★★たちの★★★★に★★★★★★する ――――ということで、乞うご期待!です。


うわーっ、なんですか、そのフセ字! 気になる!


2020年の初夏ごろに発売する予定の、「怪盗レッド」18巻で明らかにします。
もう少し待っていてください(ニコッ)。


……この、もったいぶる感じ、秋木さんって意外と、響っぽい性格なのかも…?(笑)


えーと、またくわしくは、つばさ文庫のホームページでお知らせしていきますね!
それから、これから2020年の3月くらいまでは、この特設ページで、秋木さんやしゅーさん、怪盗レッドの情報を発信していくので、こまめにチェックしにきてくださーい。
というわけで、秋木さん、しゅーさん、今日は本当にありがとうございました!


みなさんからのメッセージもお待ちしてます。
楽しみに、すべて、この3人で読ませていただいています。



イラストハガキとかも、ちゃんと見せてもらっていますので、みんな絵も送ってね。


これからも、怪盗レッドを、どうぞよろしくお願いします!!



怪盗レッド祝10周年ページは、まだまだ続くよ!
次の企画も、近日公開!
注目していてねー!


ニュースぞくぞく!企画山もり!見にきてね!





秋木真×しゅー スペシャル対談「怪盗レッドができるまで」第3回





怪盗レッドが始まってから、今年で10年。
みんな、いつも応援ありがとう!今回は、この特設ページで、
作者の秋木真さんと、イラストレーターのしゅーさんに、
「怪盗レッド」の舞台裏について、たっぷり話してもらおうと思います。
毎週、更新されるので、楽しみにしていてね!




少年探偵・響の、誕生秘話!?


ところで、秋木さんとしゅーさんのコンビでは、もう1シリーズ「少年探偵 響」も、あるんですよね。
「響」といえば、当然、怪盗レッドの永遠のライバル、白里響が主人公です。
でも、シリーズが始まったころには「なぜ響シリーズを書きはじめたの?それより、レッドの続きを書いてほしいのに…」という声も、ありましたね。


ちょうどそのころ、「怪盗レッド」シリーズを書き続けるのが、少し苦しくなっていたんです。
イヤになったわけでは、もちろんないけれど…ほら、どんなに好きなものでも、そればかりを、ずっと食べ続けてていると、別の味のものが食べたくなったりするじゃないですか。
書くときには、いつだって絶対、自分が楽しんで書きたいですしね。
それで、気分転換もかねて、ずっとあたためていたラブ・コメディのアイデアから、『黒猫さんとメガネくんの初恋同盟』という本を書いてみました。


みんな、読んだことあったかな…!?


<br> 「黒猫さん」シリーズ、今でもひっそりと、熱烈なファンがいるお話なんですよね。
不器用すぎて、友達から不気味がられちゃう(?)女の子と、そんな女の子を放っておけなくて、ついついめんどうを見ちゃう男の子の、ギクシャクしたラブ・コメディです。
レッドにも響にもあまり出てこない、秋木さんの恋愛シーンが見どころです。きゅんきゅんしますよ~♥


ありがとうございます(笑)。
「黒猫さん」のシリーズを、2冊書いてみて、いくつかの作品を入れ替わりに書いていたほうが、新鮮な気持ちでレッドシリーズに向き合えるなと、はっきりわかりました。
それで、担当さんと相談して「別のシリーズをたちあげましょう、せっかくだから、レッドとはまた違うファンをつかめる主人公にしましょう」ということになったんです。


そのときのアイデアでは、たしか、ファンタジスタが主人公っていうのもありましたよね?


そうです!
でもそうすると、シリーズが2つとも怪盗になってしまうので、気分転換にはならないなって(笑)、残念ながらボツに…。
今でも、作品としてはアリだと思っているんですが、書いている時間がないんですよね。
体が、あと2つぐらいほしいです(笑)。


それで、もう1つシリーズをやるなら、やっぱり「探偵モノ」がいいんじゃないかということになったんですよね。


探偵モノなら、主人公は、響しかいないと思いました。


えっ、でも、響は読者から嫌われていたんじゃ…?(笑)


いや、そのころにはだいぶ、響ファンも増えてましたよ!(笑)
それに、レッドシリーズでは、かなり大人っぽい響くんだけど、小学生時代のお話にしたら、きっと新しいヒーローになるはずって思いました。
しゅーさんには、響の外見を、かなり主人公キャラらしく、リニューアルしてもらって。
そうしたら、レッドファンだけでなく、「響」シリーズのファンも、どんどん増えていったんですよね。よかった~!


レッドの16巻で、響を主役クラスでかつやくさせられたのは、「少年探偵 響」シリーズのファンの、みなさんの応援のおかげだと思ってます。
ぼくのファンは、なんとなく、レッド派か、響派か、どちらかに分かれている気がしますね。
せっかくなので、両方のシリーズを読んでもらえると、作者としてはうれしいです。
アスカや響以外にも、七音が「レッド」シリーズに出たり、琴音さんが「響』シリーズに登場したりと、キャラクターがクロスして登場するので、そこらへんも楽しんでもらえるように、工夫して書いてます。


「響」シリーズの七音が「レッド」に登場したり…


高校時代の琴音さんが「響」シリーズに登場したり!





第2部クライマックス!? 物語は新章へ――!?


レッドシリーズは、これまで読者さんには言ったことはないですけど、1~10巻までが、第1部。
11巻から、この12月に発売される17巻が、第2部ーーというふうに、区切り目があるんですよね。


はっきりとうたってはいませんけど、11巻目からアスカたちが進級して、奏という謎めいた後輩と、ラドロという組織が絡むという新展開にしました。
その第2部のクライマックスが、17巻です。
11巻からずっとあった、いろいろな謎の真相が、一気に明らかになります。
読みごたえのある1冊になってるんじゃないかな…。



ぼくも17巻の原稿を読んで「だからあのとき、ケイは、ああしていたのか!」とか、驚いたところがいっぱいありました。
読者のみんなにも、きっと楽しんでもらえるんじゃないかな!


あのナゾも…このナゾも!!

あのナゾも…このナゾも!!

あのナゾも…このナゾも!!

あのナゾも…このナゾも!!

あのナゾも…このナゾも!!

あの謎も、この謎も…!17巻で、明らかにされます!!
それから!
なんと言っても気になるのは、新キャラの登場ですよね….



いったい、この人が何者なのか?読者のみんなに、早く17巻を読んでもらいたい…!!


重要なキャラクターですよね…デザインにも力が入りました。
この人が、18巻以降に、どんなふうに物語にからんでいくのか、ぼくも楽しみです。
絵を描くために、ぼくは少しだけ設定を教えてもらっていますが、かなり期待しています。


「怪盗レッド THE FIRST(ザ・ファースト)」を書き終えたら、続けてすぐに、レッド18巻を書くつもりなので、もうちょっと待っていてください!



ついに、最新作のタイトルが発表!!


あっ!今、みんな気づきましたか!?
秋木さんの言葉に、読者のみんなには初耳の題名が出ましたよ?


はい、「怪盗レッド THE FIRST(ザ・ファースト)」というのが、今書いている本のタイトルです。
レッド10周年の記念の本です。


「ザ・ファースト」って、「初代」という意味ですよね。っていうことは…?


はい、「初代」怪盗レッドーーつまり、アスカとケイのお父さんである、翼・圭一郎・美華子のお話です。
もちろん、大人の3人ではなくて、彼らが小・中学生時代の物語ですよ(笑)。


レッドの1巻に「アスカとケイは代々、怪盗をしている家系で…」というエピソードが出てきてますよね。
ってことは、アスカとケイを怪盗として仕込んだお父さんたちは、どんなふうに「怪盗レッド」を始めたんだろう?
「初代」ってことは、その前の彼らは、何者だったんだろう…とか、根本の設定にかかわるような色々な謎が、たくさん明かされるんですよね!
これはもうね、レッドファン必読!!!ですよ。
さすが10周年企画!です。私もすごく楽しみ!


「怪盗レッド THE FIRST(ザ・ファースト)」の絵も、今、次々と描いてます。


じつは、もう何枚か、イラストを頂いてるんですよ…!
この、レッド10周年特設ホームページで、少しずつ公開していくので、みんな、楽しみに待っててくださいね!



次の更新が、いよいよ、この対談の最終回!
「スペシャル対談 怪盗レッドができるまで 第4回」では、単行本「怪盗レッド THE FIRST(ザ・ファースト)」について、さらにくわしく。
そしてズバリ、「怪盗レッドの未来」について、聞かせてもらっちゃうよ!
お楽しみに!!



第4回の対談は、12月3日更新!




ニュースぞくぞく!企画山もり!見にきてね!


秋木真×しゅー スペシャル対談「怪盗レッドができるまで」第2回





シリーズ10年めのお祝いに、怪盗レッドの作者・秋木真さんと、イラストレーターのしゅーさんに、「怪盗レッド」の舞台裏について、たっぷりお話ししてもらいます。
第1回では、「怪盗レッド」の小説、そしてイラストが、どんなふうにできあがるのか、教えてもらいました。今回は?

この対談は毎週、更新されるので、楽しみにしていてね!




ホームズ派か、ルパン派か!?


秋木さんとしゅーさんの対談、第2回の今回は、「怪盗レッドがどうやって生まれたのか?」について、秋木さんに聞かせてもらおうと思います!


一番はじめは、担当さんと「子どものころホームズ派だったか、ルパン派だったか?」って話をしたんですよね。
僕の子どものころは、ルパン、ホームズ、少年探偵団とかが、子ども向けの小説として有名だったんです。
あとはズッコケ3人組シリーズがあったかな。
だから「おもしろい小説を作ろう」となったとき、まず思い浮かんだのが「探偵」か「怪盗」だったんですよ。


<br> ちなみに、ぼくはホームズ派でした。
そのころ、ぼくの家の近所の図書館におかれてたルパンの本は、カバーの絵がおじさんっぽかったから、なんか身近に感じられなくて(笑)。


ぼくは、ルパンもホームズもどちらも好きだったんですけど、つばさ文庫では、まず、アクションシーンが書いてみたかったんです。
だとすると、探偵ものより怪盗のほうが、やりやすいなって思いました。
でも、1つのレーベルに、いくつもの怪盗もののシリーズは出せないじゃないですか。
だから担当さんに「つばさ文庫の『怪盗』は、ぼくがもらっていいですか?」って聞いたのを覚えています(笑)。


いまや、つばさ文庫で「怪盗」といえば、レッドしか考えられないですもんね!
ちなみに、しゅーさんにはその後、つばさ文庫の「怪盗ルパン」の絵を描いていただいています。
ルパンがかっこいいんですよ~!


そうなんです、昔の記憶ではルパンの表紙っておじさんの絵だったんですけど、じつは若いイケメンだったんですね。
自分なりのルパンを、考えながら描きました。




アスカとケイの「これから」って!?


さて、怪盗レッドの人気の理由の1つといえば、なんといっても、アスカとケイの関係にあると思います。
女子と男子なんだけど、信頼でむすばれた相棒であり、同志であり、同じ部屋で暮らす、いとこ同士でもあるっていう。


2人の距離感については、けっこう意識して書いています。
2人に結ばれてほしいっていうファンレターもけっこうもらいますが……ノーコメントにさせてもらっています。
みなさん、気になるのはわかるんですけどね。ごめんなさい。
「アスカとケイが、いとこ同士」っていう設定は、アイデアのいちばん初めのときから決まっていましたね。
女子が実働担当で、男子がナビ担当っていうところも。


そこが新鮮だったんですよ!
ケイの設定を、はじめて教えてもらったとき「こんなヒーローは、児童書でははじめて見た!すごくかっこいい!!」って思いました。


それまでの児童書に登場する男子の主人公って「元気で、前向きで、おっちょこちょいで」っていうのが多かったので。
口数が少なかったり、無表情で、なにを考えているのかわからないみたいな男子でも、主人公になれる、かっこよくなれる、っていうのにチャレンジしたい気持ちはありましたね。


でも、ぼくは、ケイの外見は、かなり迷いながら描いてたんですよ。
ケイの、表には立たない「裏方としてのかっこよさ」を、どう絵で見せればいいのか難しかったです。
「これであってるのかな? これ、かっこいいのかな?」って悩みながら描いてましたね。
4巻くらいまでは、迷ってたかも。
どう描くかのコツをつかんでからは、一番お気に入りのキャラになったんですけど。


というわけで、ここで、しゅーさんの描いた、一番はじめのアスカとケイの絵が、こちら!




うわっ、はずかしい!


アスカはほとんど今と同じイメージですよね。
ラフをいただいた瞬間、うわー、イメージぴったり!って思いました。うれしかったですね。
このケイは、ちょっと根暗っぽいかな?(笑)


担当さんから「もっと!もっとかっこよくして!」って言われて、何度も何度も書きなおしたんですよー(笑)。


1巻の表紙では、だいぶかっこよくなってる……。



ぼくは、レッドシリーズの中で一番気に入ってるのが、1巻「2代目怪盗、デビューする☆の巻」の表紙なんです。
ぼくは、昔の画家の、レンブラントが好きなんですけど、レンブラントは光と影の扱いが非常にうまい画家として、有名なんです。
コアなレッド読者の方なら、気づいていると思いますが、2巻で実咲が好きだといって興奮していた画家でもあります。
だから、1巻の表紙の光と影の使い方がレンブラントっぽいなと思ったりして。


1巻のカバーって、じつは2パターンあって。スポットライトが明るい絵と、暗い絵があったんですよ。
「怪盗」だから、もう少しダークな印象があってもいいんじゃないかって、しゅーさんが言って。
結局、本になるときは、明るい方になったんですけど。


そうでしたっけ、ぜんぜん忘れてました……!


そして、この1巻が、爆売れ!しました!
やったーーーー!


(笑)あれはうれしかったですね。
でもそのせいで、担当さんが「予定してたよりも1ヶ月早く2巻目を出しましょう!」って言い出したんですよね。
今思えば、1ヶ月前倒しなんて、だいぶムチャだなあと思うんですけど……?


わーーーっ、ごめんなさい!


でも、みんながレッドを好きになってくれたんだから、少しでも早く2巻目を読んでもらいたいっていうのはその通りなので。
つなわたりのようなスケジュールだったけど、必死で書きました。



あのときは、本当にムリをお願いしてすみませんでした!!!(汗)。
でも、あの2巻「 中学生探偵、あらわる☆の巻」は、そんなに大急ぎで書いたとは思えないくらい、初めから最後までストーリーのテンポがよくて、かっこよくて、私は個人的に、一番好きな巻なんですよ。


本のはじめから事件が始まるっていうのが「テンポの良さ」を感じるポイントなのかな?って思います。
怪盗レッドシリーズは、学校パートや日常パートがあって、それから事件に入る形が多いんですけど、2巻は最初から事件が連続して起きていく構成になっていますから。
それで、16巻「宿命のライバルを救え☆の巻」では、それを意識してストーリーを作ってみました。




響は「嫌われ者」だった!?


そういえば、2巻「中学生探偵、あらわる☆の巻」は、白里響の初登場なんですよね。
今思うと、完全に「レッドのライバル」としてイメージして描いたので、そういう外見になってます。
その後、「少年探偵 響」シリーズが始まるときに、「そのまんまだと、主人公っぽくない…」と思って、かなりデザインを変えました。


「まさか、のちに主人公になるとは思わなかったので…!」


たしかに……だいぶちがう!!(笑)


2巻のあとしばらくは、ファンレターにも「響、だいきらい!」って声ばかりでしたもんね(笑)。
想像以上の嫌われぶりに、響のあつかいにしばらく困りました。
5巻「 レッド、誘拐される☆の巻」あたりから、読者のみなさんの評価が上向いてくれて、ほっとしたんですよ。


あと、13巻「少年探偵との共同作戦☆の巻」で登場する、ラドロのメンバーのサクスとかも、「こんなに後々もかつやくするんだったら、もっと悪役っぽすぎないデザインにしておけばよかった…」って思いましたよ。



それ、担当である私も、知らなかったことですから!


それはもう、読者のみんなを、驚かせたいって思いながら書いてるんで、あの絵でよかったんです(笑)。
まずは、しゅーさんと担当さんをだましました(笑)。


!!!!!


これから先の展開についてとかも、ぜんぜん知らないですもんね。


わたしも、あまり知らされてないんですよ、実は。
秋木さん、これから先、レッドはどうなるんですか?


いや、実はぼくにもまだよくわかっていないのかもしれないです(笑)。


えーーーーーーっ!!


決まっているところもありますが、キャラが行きたいというほうに、ぼくはついていくだけなので。
これからアスカとケイがどうするのか、ぼくも楽しみにしています。


あなたの好きなキャラはだれですか?


後になって「こんなにいいキャラだったのか!」と思ったのは、マサキです。
14巻「 最強の敵からの挑戦状☆の巻」で再登場したときに、すごくかっこいいなって。ほとんど主役級の活躍じゃないですか?
絵にも、だいぶ気持ちが入りましたね。 桜子とマサキの関係性も、アスカとケイとはまたちがった魅力があって……大好きな2人です。
今のところ、レッドの中で一番好きなキャラはマサキ。
ずっとケイだったんですけど、今では2位になっちゃいました(笑)。




主人公なのに、好きなキャラの2位に転落!?(笑)


マサキは、自分でも書いていて「こんなにいいキャラだったのか」と驚いたんですよ。
マサキがなぜ再登場したかっていうと、じつは、恭也のゆくえについて、読者さんがぼくの予想以上に心配してくれたからなんです。
こんなにみんなが心配してくれるんだったら、期待にこたえたいなと。
まあ、いずれ再登場することは決まっていたんですけど、舞台を整えてあげたいなと思いました。まあ、半分以上は、恭也本人が勝手に舞台を整えていた気もするんですが(笑)。
それで、恭也は勝手に再登場していったんですけど……ふと、「読者以上に心配している人間が、ここにいるだろう」と、頭を後ろから小突かれるように、思いうかんだのが、マサキだったんです。
11巻「 アスカ、先輩になる☆の巻」で初登場していた桜子も、いずれ再登場すると決めていたんですけど、プロットをたてるギリギリのところで「あ、この2人を組ませてしまおう」とひらめいたのは、ラッキーでしたね。


桜子とマサキの別れぎわのイラストは、ときめきました~!!!!
読者のみんなも同じだと思う!!



あのシーンで僕は、マサキが桜子に連絡先をわたすか、わたさないかで、最後まで悩んでいたんですが……担当さんが「絶対渡すべき!!」って熱く主張してきたので、ああいうふうになりました(笑)。
視点は桜子なんですが、作者としては、マサキの気持ちを考えてしまって。マサキは、自分が連絡先をわたしたあと、桜子の人生にリスクが生まれるとか、色々考えてしまう、心配性なところがあるので。


みんなの推しキャラ、おしえてね!


――さてさて!
今、この10周年スペシャル企画として、ファンのみんながレッドのどのキャラが好きか、キャラクター総選挙をやっているんですよ。
12月26日が〆切なので、レッド10周年の特設ページのボタンから、ぜひ投票してくださいね!
1人1回までですよー、よろしくお願いします!



だれが一番になるのかなードキドキしますね!


結果発表は、キャラ本人からの喜びのコメントつきで、公開したいですね!もちろん、読者のみなさんの推しポイントの発表も。



このつづきは「スペシャル対談 怪盗レッドができるまで 第3回」で読んでね。
第3回では、「少年探偵 響」シリーズの誕生秘話、そして来年春に発売予定の単行本「怪盗レッドTHE FIRST(ザ・ファースト)」について、きかせてもらうよ!
お楽しみに!!








ニュースぞくぞく!企画山もり!見にきてね!




秋木真×しゅー スペシャル対談「怪盗レッドができるまで」第1回





怪盗レッドが始まってから、今年で10年。
みんな、いつも応援ありがとう!今回は、この特設ページで、
作者の秋木真さんと、イラストレーターのしゅーさんに、
「怪盗レッド」の舞台裏について、たっぷり話してもらおうと思います。
毎週、更新されるので、楽しみにしていてね!


はじめまして、作者です


どうも、はじめまして、秋木真です。


はじめまして、しゅーです。
秋木さんにお会いできて、うれしいです。


<br> どーも、担当です。
いやー、やっと顔合わせができましたねー!


怪盗レッドが始まって10年たつのに、ぼくとしゅーさんが、今回初めて会ったっていうことに、読者のみなさんはびっくりすると思うんですけど?(笑)


まさか、作者とイラストレーターが10年も会わずに、本ができてきたとか、だれも思わないですよね。


読者さんから、よく、ぼくとしゅーさんが一緒に暮らしてるか、となりの家に住んでるみたいに思っているファンレターを頂くんですけど(笑)。
もちろんそんなことはないです。 メールのやりとりさえ、直接はしていないんですよね。


ここまで読んだみなさんが「えっ、それでも本ができるの!?」とびっくりしたところで……
怪盗レッド10周年記念として、お2人に、いろいろとレッドの裏話を語っていただく、スペシャル対談をお送りしたいと思いまーす!




怪盗レッドができるまで!?


まず、読者のみなさんは、「怪盗レッドって、どうやって本ができてるの?」と疑問を感じたんじゃないかな、と。
そこで対談の第1回では「怪盗レッドができるまで」を、お送りしようと思います!


イラストを描いてるぼくも、秋木さんが、どうやって小説を書いてるのか、知らないですからね!


そういえばそうですね。
えーと、まずは、ぼくと担当さんとで、メールで、アイデアのタネみたいなものをやりとりします。
それで「次の巻はこういう感じでいきましょう」という方向が決まって。
それをベースに、ぼくが「プロット」を書きます。
プロットっていうのは「小説の設計図」みたいなもので、新しい登場人物の設定と、あと、全体のストーリーの流れを書いたものです。


秋木さんは、このプロットがかなり長いんですよね。
ほとんどの作家さんは、長くてもプリント3~4枚くらいにおさまるんだけど、秋木さんのプロットは、毎回30枚くらいあるんですよ!


こんなに枚数が!


それはすごい!


読みごたえもすごいんですよ。
ほとんど、小説1冊分を読んだくらいの、達成感と満足感があります!


ぼくは、まさにこのプロット作りを、とても大切に考えていて。
「怪盗レッド」シリーズのはじめの何巻くらいは、まだここまでのやり方をしていなかったんです。
それで、小説を書いている途中でうまく話が進まなくなってしまったり、担当さんとのイメージがズレて、書き上がったあとに、おおはばに直すことになったりしました。
だから今は、プロットを作るときに、その本でおきるできごとや、キャラクターの気持ちや動きなども、しっかり書き込むようにしてます。
そこで担当さんの意見をもらって、内容を完全に固めてから、とりかかるようになりました。
いまでは、書き上がったときには、ほとんどプロットからズレがおこりません。


秋木さんくらい、プロットをガッチリ作りこむ作家さんって、めずらしいんですよ。
「プロットを固めすぎると、書くのが楽しくなくなるから」って言う作家さんもいるくらいで。


ぼくはその逆で、実際に小説に仕上げていく時間が、一番楽しいんです。
プロットのときに、ストーリーについて、さんざん考えてあるので、書きながら不安を感じなくていい。
毎日、前日に書いたところを2章分くらい読み直して、気になったところを直したりしながら、その続きを書き進むというのをくりかえして、最後までたどり着きます。
書くときは、キャラクターの気持ちになりきったり、アクションをどう文章にしたらかっこよくなるかとか、こまかいところに気を配れるんです。


プロットって、イラストでいう下絵みたいな感じなのかな……。
プロットができあがってから、書き上がるまでにはどれくらいかかるんですか?


順調にいけば、1ヶ月から1ヶ月半くらいですね。
それを、担当さんに読んでもらって、修正箇所を指摘されて、そこを直して、完成です。
あとは本になる前に「ゲラ」っていうのに1回目を通して、最終確認をしたら、ぼくの仕事は終わりですね。




イラストってどうやって描くんですか?


しゅーさんのお仕事は、小説が完成から始めていただきます。
まず、わたしから、できあがってきた原稿をしゅーさんにお送りします。


紙の束にプリントしたものを送ってもらうんですよね。
それを読みながら、思いうかんだキャラクターの顔とかを、直接、描き込んだり、気をつけなきゃいけない、キャラの体つきや外見の目立つ点とかを、メモします。
あと、カバーをどんな絵にしようかなっていうのも、はじめて読むときに、同時に考えますね。
怪盗レッドは、自分の趣味に合っているというか、描きたいものを描きたいようにやれてる感じです。
アスカのバトルシーンとかのアクションも、毎回、楽しんで描いてます。


アクションシーンって、イラストレーターさんによっては、苦手だったりするかもしれないですけど、しゅーさんは毎回、映画みたいに色々なカメラ角度からのラフを送ってくださって、すごいんですよ~。――ほら!



これは、15巻の111ページの、さし絵のラフですね。
こんな感じで、毎回いくつも候補を出してくれるので、どれか1つを選ぶのがもったいなくて、悩みます~。
このときは、最終的にAを選びましたね。



それは、いろんな角度から絵が思い浮かぶっていうのもありますけど、本のさし絵なので、似たような絵が重なると、読んでいてつまらないかな?って思ってしまうって……。
なるべくバリエーションを出すようにしています。


すごくありがたいです!
あと、キャラクターの外見は、いちばん初めに原稿を読むときから、もう考えているというのも、驚きでした。
新しくキャラクターが増えると、外見を考えるのに悩んだりしますか?


いえ、秋木さんの文章は、読んでるとイメージがすぐにわいてくるので、あまり悩まないですね。
注意するのは、これまでに登場した、ほかのキャラと顔とか服装が似ていないかというところくらいかな。


絵にするのがむずかしかったキャラクターとかはないですか?
悪役とか、毎回しゅーさんが、個性的なビジュアルを書いてくださって、作者ながら楽しみなんですけど。


悪役は、むしろ自分も楽しんで描いてます!
ユニークなキャラクターが多いので、デザインに凝れるのがおもしろいんですよね。


5巻で「タキオンの最強の敵」として、ファルコンを出したときに、しゅーさんから上がってきたキャラクターデザインを見て、すごく安心したんですよ。
可愛かったりかっこよかったりするキャラだけじゃなく、こういう、クセの強いキャラクターも、生き生きと書いてもらえるんだったら、この先、いろいろな人物を登場させても大丈夫だなって。心強かったですね。



そう言ってもらえると、ぼくも安心します!
描くのがむずかしいっていうのとは、ちょっとちがうけど、毎回、気を張るのは、ケイと響ですね。


えっ、そうなんですか!?


やっぱり、「かっこいい主人公男子」は、絶対に、かっこよく描きたいじゃないですか。
だから、気合いが入りますね。


なるほど……。
ちなみに、しゅーさんは、絵はパソコンで描いてますけど、ラフを描くときには紙を使うんですね。


そうですね、紙にらくがきしながら考えて、だいたいのイメージを固まったら、パソコンに移動します。
それで、担当さんに送るためのラフを描きおこす感じです。


私に送っていただくときのラフは、こんな感じです!
今回は特別に、16巻のカバーのラフを公開しちゃいますね!(じゃーん)



……こんなの見て、みんな楽しいかな……(不安)。



いや、絶対楽しいと思いますよ!
ラフを頂くときって、本当にワクワクするんです。
それを紙にプリントしてみて、あと、これまでに出た巻の表紙を、いっしょに並べてみて、どれにするかなって考えます。
このときはAにしましたね。 でも、こうやって見ると、Bを選んでいたら、どんなふうな表紙になっていたのかなーって、想像がふくらみますね。


担当さんから、お返事のメールがきたら、そのラフをもとに、絵にしていきます。
描く順番は、カバー → カバー見返し → 目次の下の横長のイラスト →本文のさし絵…という感じです。
レッドの仕事は、ぼくと相性がいいのか、描きたいと思うものにぴったりで、いつも楽しいですね。
あ、苦しいことがあるとすれば、〆切だけかなあ……(苦笑)。


あっ、そういえば、この対談は、ちょうどレッド17巻のカバーの〆切前なんですけど……(笑)。


あっ!
家に帰ったら、がんばります!!(汗)。



このつづきは、「スペシャル対談 怪盗レッドができるまで 第2回」で読んでね。
第2回では、「アスカとケイの初期のキャラデザイン」を見せちゃうよ!
お楽しみに!!



第2回の対談は、11月19日更新!





ニュースぞくぞく!企画山もり!見にきてね!