編集部より
お菓子作りは科学でミステリ―!?
理科が超トクイな主人公・理花が、お菓子のナゾに科学でいどむ大人気シリーズ「理花のおかしな実験室」。
先週発売の2巻め「理花のおかしな実験室(2) 難問、友情ゼリーにいどめ!」で、
実際に出てきた〈実験〉を、
作者のやまもとふみさんが出張解説してくれる記事、第2回!!
これを見て、みんなもめざせ〈究極の科学者〉!
実験①はこちらからチェック☆
☆☆☆以下、2巻のネタバレ注意だよ!☆☆☆
注意
実験するときは、おうちの人に確認してみてね
理花の科学教室、第二回は、冷凍庫を作ってみよう! です。
第一回で作ったゼリーを、凍らせたい。だけどここには冷凍庫がありません……。
じつはそんなとき、たった2つの材料で凍らせることができるのです!
その材料は、氷、それから塩! です!
作品の中で簡単な説明はしましたが、こちらの実験は自由研究などでよく取り扱われる有名な実験でして。
というのも、材料が少ない上に、とてもカンタンなのです!(笑)
では、さっそく……。(実験をするときは、おうちの方に相談してください! 氷を直に触るとあぶないので!)
①ボウルに氷を入れます。
②塩を大さじ2、振り入れます。
③スプーンでぐるぐるとかき混ぜます。
すると……
温度計、みました?
マジックで書いていませんよ!(笑) すごいと思いませんか?
そして、ここにゼリーを投入! するのですが……
この実験の時にはフルーツゼリーがなかったので、コーヒーゼリーにさせてもらいました。(おおざっぱですみませんが、皆さんもぜひ、いろんなものを凍らせてみてください!)
凍っていく様子を撮影したかったので、ステンレスのカップを使用することにしました。
(というのも、一度ゼリーの入っている容器ごと氷に突っ込んだのですが、待てども待てども凍らない!
プラスチックなので熱を伝えにくいようです。なので、ここでは熱を伝えやすいステンレス容器を使うことにしました)
とうとう底の部分が凍りました! この間、1分くらいです。
このサイズのゼリー全部を凍らせるとなると結構時間がかかるかな? と思います。
(この時は、凍るまでに相当な時間がかかりそうだということで、途中でリタイアし、作品中でやったように密封用の袋を使用することにしました)
ゼリーが凍るには、ゼリーのサイズ、器、時間、氷の大きさなど、色々な要因が関わっているようです。
皆さんも、いろんな条件で試してみてくださいね! 新しい発見があるかもしれません!
みんなは冷凍庫、作れたかな?
「実験やってみた!」「成功した!」などなど、ぜひ公式サイトコメント欄やファンレターで報告してくれたらうれしいな☆
「理花のおかしな実験室」3巻は2021年6月発売予定!
○○○さんがなんだかアヤシイ…? クラスメイトのあのコたちも登場予定☆ お楽しみに!!